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安さもエリアも捨てない方に。
今や、モバイルWiFiルーターは持っていて当たり前の時代。外出先でもいつでも手軽にインターネットに接続できるので、外出の多いお忙しい人にとっては、まさによき相棒といえるガジェットです。
しかし、いざ購入しようとすると、どれがいいのかわからずに迷ってしまうことも。選ぶ要素としては、通信速度やエリア、繋がりやすさに月額料金、使いやすさにバッテリーの持ちなどなど、いろいろあります。これらを総合してどれがいいかを決めなければならないのですから、結構たいへんです。
そのなかでも「繋がりやすさ」と「低価格」という点でオススメなのが、「ワイヤレスゲートWiFi+LTE」です。
以前こちらの記事で紹介してますが、国内シェア35%(もちろん1位)の公衆無線LANサービスに、通信エリアが広いNTTドコモのLTE(Xi)+FOMAが使えるサービスです。
Xiエリアは人口カバー率90%で下り最大75Mbps、FOMAエリアでは人口カバー率100%で下り最大14Mbpsのデータ通信が行えます。
その上、全国3万カ所以上のワイヤレスゲートの公衆無線LANアクセスポイントが使えるのですから、こんなに心強いことはありません。
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ワイヤレスゲートWiFi+LTEは通常、月額3980円の料金が発生します。しかし3月中に契約をすると、3カ月分の基本料金が無料になるというキャンペーンを実施中。
ということは、初年度の月額料金は実質2985円になります。これは安い。これだけ安くてどこでも繋がるんですから、お得感高いですよね。
ということで、ワイヤレスゲートの実力を確かめるべく、対応端末「WM340」を持って、いろいろな場所でデータ通信をしてみました。
![130221wgpr01r.jpg](http://www.gizmodo.jp/upload_files2/130221wgpr01r.jpg)
まずは池袋の駅近くにあるカフェ。ここはバッチリLTEエリア。下りで9.03Mbpsというスピードが出ました。本体横にあるボタン類がやや押しづらいのが気になりますが、小型ですし、バッグに入れておけばいつでもインターネットに繋がる安心感は大事です。
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お次は地下で計測してみました。場所は副都心線の明治神宮前駅構内。ここはFOMAエリアでしたがアンテナはフルで立っており、電波がビンビンきていることがわかります。さすがFOMA。下り速度は2.83Mbps。動画を見るようなヘビーな用途じゃなければ、なんの問題もない速度です。
この時点で家を出発してからおよそ3時間。バッテリーはまだ3分の2ほど残っています。意外とタフ。
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最後はちょっと高いところに行ってみようと、上野の西郷隆盛像にやってまいりました。西郷さん、いつ見てもかっこいい。さて、ここはLTEエリアです。下り速度は3.31Mbps。Xi+FOMA回線だけでも都内なら地下から高いところまで繋がります。この安心感といったら。
ルーターなしでも3万ヶ所以上の公衆無線LANを利用できます
ワイヤレスゲートWiFi+LTEのもうひとつのウリが、全国3万カ所以上ある公衆無線LANスポットが無料で使えるという点です。
iOSやAndroid OSを搭載した端末の場合は、専用のアプリをダウンロードして設定をすれば、ワイヤレスゲート対応の公衆無線LANスポットに足を踏み入れただけで自動的に接続します。
Xi+FOMA回線だけでもかなり広範囲で使えるため、それほど不便には感じないと思います。しかし、ルーターの充電が切れてしまった場合などの緊急事態が起きた場合、ルーターを使わずに公衆無線LANサービスが使えるというのは、とても助かります。1つだけではなく、2つのインターネット接続方法が同時に手に入るのは、何よりもメリットですね。
ここでは、iPhoneでの接続方法を簡単に解説しましょう。
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まずはiTunes Storeから専用アプリ「WGConnect for iPhone」をダウンロードして起動します。そして、ワイヤレスゲートWiFi+LTE契約時に発行されるユーザーIDとパスワードを入力。
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この後、無線LAN接続用のプロファイルをダウンロードしてインストールをすれば設定は完了です。あとは、ワイヤレスゲート対応の公衆無線LANスポットが使える場所に来たら、自動的に接続してくれます。
パソコンではWindows用とMac用の接続ソフトが用意されています。これらをダウンロードして設定を行えば、パソコンからでもワイヤレスゲートが利用できます。
また、SSIDとWEPパスワードを直接設定して接続することも可能です。Mac OS Xでワイヤレスゲートの公衆無線LANに接続する方法も簡単に解説しておきましょう。
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アクセスポイント一覧を表示します。ワイヤレスゲートは複数の公衆無線LANサービスが使えるのですが、今回の場所ではBBモバイルポイントのアクセスポイントが使えるようです。そこで、「mobilepoint」というアクセスポイントをクリックします。
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パスワード入力画面が表示されるので、ログイン用WEPパスワードを入力して「接続」をクリックします。
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次に公衆無線LANへの接続のためのウィンドウが表示されるので、ワイヤレスゲートのユーザーIDとパスワードを入力して「Login」をクリック。これで接続完了。
公衆無線LANを使用する場合は、ルーターが不要なのもポイント。バッテリーの節約にもなりますし、わざわざルーターをバッグから出して電源を入れたりする必要がないのがいいですね。
ときどきモバイルの人にこそオススメ
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安くて繋がるワイヤレスゲートWiFi+LTEですが、ひとつだけ注意点があります。それは通信速度制限。
1カ月の通信量が3GBを超えた場合は、通信速度が128Kbpsに制限されてしまいます。また、直近3日の通信量が200MBを超えた場合は、当日を含めて2日間通信速度が300Kbpsに制限されます。
毎日毎日、外出先でインターネットをガンガン使うタイプの人にはちょっとつらい速度制限かもしれません。どちらかというと、普段は会社や家でインターネット接続をしているけれども、週に1、2度は外出先でインターネット接続を利用したり、月に1回くらい出張で地方に行くといった、ライトな「ときどきモバイル」の人に向いているサービスと言えます。
低価格で広範囲接続ができるワイヤレスゲートWiFi+LTE、入るなら3月中がオトクですよ。
[ワイヤレスゲートWiFi+LTE]
(三浦一紀)
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