Raspberry Pi初心者のためのOS別セットアップガイド

http://www.lifehacker.jp/2013/02/130226raspberry_pi_guide.html

Raspberry Pi」は、素晴らしい能力を秘めた手のひらサイズの小型コンピューターです。小さいくせに、ホームメディアセンターやVPNを構築できるパワーがあるのです。試してみたくなった人向けに、今回はRaspberry Piを設定してOSをインストールする方法を紹介しましょう。

まだ買っていないのなら、この記事の最初のセクションを読んで、Raspberry Piとは何か、何が必要になるのか、どれほど素晴らしいことができるのかに触れてみてください。


Raspberry Piって何?

Raspberry Piは、ポケットに入るくらい小さいくせに(実際に入れる人はいないでしょうけど)、大きな能力を持ったミニコンピューターです。約35〜40ドルで、2系統のビデオ出力(HDMIとアナログ・コンポジット)を備えた、機械むき出しのコンピューターが手に入ります。最大2つのUSB機器が接続できます(たいていの場合は、マウスとキーボードでしょう)。有線イーサネット経由でインターネットにも接続できます。

Raspberry Piは強力で値段も安いので、ホームメディアセンターやインターネットラジオ、さらには自分専用のVPNまで、安上がりに作ることができます。それでも、準備を整えて実際に動かすには、ちょっとした設定とそれなりのパーツが必要となります。ここでは、基本的な用途に使えるRaspberry Piをセットアップする方法を説明しましょう。


必要なもの

Raspberry Pi:どこで買えばいいかわからない場合は、下記のリンクを参考にしてください。

HDMI入力またはコンポジットビデオ入力に対応したテレビかモニタ:この記事では、解像度が高く、音声も一緒に送れるHDMI対応モニタを使いますが、アナログモニタでも構いません。

HDMIケーブルまたはコンポジットビデオケーブル:Raspberry Piと、テレビやモニターをつなぐために必要です。

・SD カード(4GB Class 4以上)とカードリーダー(コンピューターに内蔵されていない場合):ほとんどのSDカードを使用できますが、中には互換性がなく、問題が生じるカードもあります。どのカードが使えるのかや、インストール済みのOS(オペレーティングシステム)と互換性のあるカードをどこで買えるのかについては、こちらのページで確認してください。

・USBキーボードとマウス:標準的なUSBキーボードとマウスなら、どれでも使えます。原文筆者は、Bluetoothでないワイヤレス型を使ってうまくいったそうですが、Raspberry Piが起動したあとに、いったん外してからつなぐ必要がありました。有線型のキーボードとマウスのほうが面倒は少ないでしょう。

イーサネットケーブル:標準的なものなら、どれでも使えます。このケーブルはネットワークやインターネットへの接続に使うだけなので、必要がなければ用意せずともかまいません。

5Vで700mA以上の電流を供給できる高品質のmicroUSB電源:現在のスマートフォン充電器は、ほとんどが5Vで700mAを供給できますが、すべてがそうではありません。充電器の底面を見て、文字部分を探してください。出力値が記載されているはずです。700mA以上であれば大丈夫でしょう(700mAではなく、0.7Aと書かれていることもあります)。品質の低い充電器は使わないようにしてください。問題が生じるかもしれません

・3.5mmステレオオーディオケーブル:アナログビデオを使っていて、外付けスピーカーやテレビ、またはモニターの内蔵スピーカーにRaspberry Piを接続したい場合にのみ必要となります。


上に挙げたパーツの大半はどこにでも売っていますが、Raspberry Pi本体は、売れ行きが好調で手に入りづらくなっています。在庫のありそうなところを少し紹介しておきますので、覗いてみてください。


・Adafruit(単体の在庫がない場合でも、必要なパーツを同梱したキットならたいてい在庫があります)

Amazon(たいていは在庫がありますが、サードパーティーが出品しているのでプレミアム価格が付いています)

ほしいのだが、手に入れても遊ぶ暇が無いというかなんと言うか。
サーバ化してあんなことやこんなこと、と妄想ばかりが膨らんでいく。。。