「iPhone以外のスマホはモデルばかり増えすぎてしまったかもしれない...」とHTCが大転換方針



たくさん選択肢があって迷うのは好きですか?

iPhoneだったら、選びたくても販売されているモデルなんて基本的に限られてますんで、確かに迷う余地すらないですよね。でも、逆にAndroidスマートフォンは、もう各社から出まくりすぎてて、一体どのモデルのどこが優れているのかを比べることさえ難しくって、どれでもいいかなって気持ちにさえなってしまいませんか?

実は同じメーカーが出しているモデルでさえ、差別化を図るのが難しいなんて悩みまで出ているみたいですね。このほど過去2年間で初の四半期減収決算を発表してしまったHTC幹部が、ややこれまでの迷走ぶりを反省し、今年は大きく方針転換していくことを明らかにしてくれましたよ。

あまりにも昨年は次々と新モデルの発表を行ないすぎてしまったようだ。かなりやり過ぎてしまったと正直に感じている。今年は数多くの異なるモデルを出してはラインナップを広げすぎることのないように注意し、ユーザーへ特別な製品を手にしているとの感動を届けられるようにしていきたい。

そんなふうに語って、まずはタブレット分野への進出を控えつつ、クアッドコアCPUを搭載するスペシャルモデルのスマートフォンに注力する新方針が示されています。確かに「HTC Desire」シリーズだけを見ても、なんか次から次へと新バージョンが出ては混乱を引き起こしていたかもしれませんよね。かといって、iPhoneみたいに、ほとんどラインナップの選択肢がないというのもどうかなとは思いますけど、まずはHTCが用意しているというオンリーワンなスペシャル新スマホに期待してみますかね〜


[TheNextWeb]

SAM BIDDLE(米版/湯木進悟)








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