朧の森に棲む鬼(ゲキ×シネ)

ゲキ×シネ公式ページ

http://www.oboro-no-mori.jp/index.html

ちょっと時間出来たので映画でも見ようかと携帯で調べてみると川崎チネチッタで「朧の森に棲む鬼」をやっている。
まあ、11時から15時くらいまで時間あるから上映時間長い方がいいし、嫁様とでは絶対行かないようなモノが見たいなぁ
と言うことでいってきました。
詳しくは公式ページを見てもらうとして、よかったですよ、いや、ほんと。
ただ、個人的には「絶対の悪」と謳うからには最後のおとしどころはちょっと不満。(素人評価ですからツッコミは無で汗)

  • いまだに思い出すのが「未来警察ウラシマン」という未来警察のアニメの敵役のシンジケートのメンバーの台詞で「悪にこそ美学がひつようなのです」という台詞からノワール(犯罪)物にハマった経験があり

劇、映画の枠の中では悪の描き方はこんなものだな、と思いつつもそれは個人的な思い入れの範疇。
作品としては大変よく出来たものです。


最後に一つ、幕が降りたあとに市川染五郎のアナウンスで「滝や雨は本物です、大変でした。貴方の染五郎でした」
ってアナウンスは歌舞伎では普通かもしれませんが、ゲキ×シネとして上映した後では必要なのか?と思います。
染五郎のファンのみを対象にしている様で、単純に作品を見に来た私などには赤面するような気がする。


ちょっと個人的な思い入れからつらつらと書いていますが、本当に面白いいい作品でした。


評価4.5